大阪府寝屋川市の20代男性が、害虫駆除代金の名目で現金33万円を脅し取られたとして、大阪府警都島署は18日、会社員増田拳志郎容疑者(27)と会社員牧谷龍真容疑者(26)を再逮捕した。
## 事件概要
男性は今年6月中旬、インターネットで業者を見つけ、ゴキブリ駆除に関する相談を申し込んだ。その後、2人の業者が男性宅を訪れ、33万円の支払いを要求。男性が抗議しようとしたが、脅迫され、現金を支払わされたという。
## 背景と問題
この事件は、日常の急なトラブルに対応する「レスキューサービス」を巡る高額請求被害が全国で相次いでいるという背景にある。国民生活センターによると、このようなサービスでは、高額請求や不当な請求が問題となっている。
## 容疑者の特定と再逮捕
大阪府警都島署は、増田容疑者と牧谷容疑者の2人を、恐喝などの疑いで再逮捕。2人は、同様の被害が複数件報告されていることから、さらに捜査を進める方針だ。
## 被害の防止策
– 信頼できる業者の選択:インターネットで業者を見つける際は、口コミや評価を確認し、信頼できる業者を選択する。
– 料金明細の確認:業者が訪問した際には、料金明細書や契約書を確認し、不明な点や高額な請求がないか確認する。
– 法的対応:不当な請求や脅迫を受けた場合は、警察や消費者センターに相談し、法的対応を検討する。
この事件は、害虫駆除業者の高額請求や脅迫が問題となっていることを示しており、被害の防止策を講じることが重要である。